日本原子力学会シンポジウム「第8回:東京電力福島第一原子力発電所の廃炉」のご案内
第8回:東京電力福島第一原子力発電所の廃炉
「1F廃炉で発生する除染・解体物の取り扱いを考える」
日時:2024年8月24日(土) 13:15~17:00(予定)
場所:建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20 最寄り駅:JR田町駅または都営三田線三田駅)
およびZoomによるハイブリッド開催
主催:(一社)日本原子力学会・福島第一原子力発電所廃炉検討委員会 〔廃炉委〕
共催:福島復興・廃炉推進に貢献する学協会連絡会
協賛:(公社)日本地震工学会、(一社)日本機械学会、(国研)日本原子力研究開発機構
申し込み:事前登録制です。
【参加申込みは締め切りました】問合せ先:hairo@aesj.or.jp
参加費 :無料
趣 旨
福島第一原子力発電所(1F)で燃料デブリの取り出しが始まると、放射能レベルの高いものから低い物ま
で多種多様の廃棄物が発生する。また、ALPS処理水の海洋放出が進むと不要になったタンクの処理・処
分など、クリアランスが可能と考えられる解体物も多量に発生することが予想される。このような状況を反
映して、1F廃炉の作業工程を俯瞰して解体物や放射性廃棄物をどのように管理・処理・処分するのか、若
い世代を中心に様々な立場から討議する。解体物の再利用・限定再利用、廃炉終了時期を含む作業工程
、エンドステートなどの課題に係る自由な発言を促し、1F廃炉の遂行には廃棄物の管理・処分の検討が重
要であることを社会に発信することにより、今後の1F廃炉作業に役立てたい。
【プログラム】(敬称略)
進行:川崎大介(福井大学・廃炉委タスク)
■13:15~13:30 2023年度廃炉貢献賞の紹介
■13:30~13:35 開会の挨拶と導入 柳原敏(福井大学・廃炉委廃棄物検討分科会主査)
■13:35~14:35 講演
講演①「原子炉廃棄物の処理処分の現状と1Fの課題」 東北大学 特任教授 出光一哉
講演②「クリアランス再利用とステークホルダー関与」 (株)PTP 吉村恵理子
休憩(10分)
■14:45~16:45 パネルディスカッション テーマ「1F廃炉での廃棄物の取り扱いを考える」
ファシリテータ:(一社)複合リスク学際研究・協働ネットワーク 土屋智子
パネリスト(順不同)
福井南高等学校・生徒 下園愛心
福井南高等学校・教諭 浅井佑記範
東北大学大学院生 佐野嵩
福井大学大学院生 石橋賢人
(株)PTP 吉村恵理子
日立GEニュークリア・エナジー(株) 野田篤志
日本原子力研究開発機構 眞下隆太朗
共同通信社 広江滋規
■16:45~16:55 まとめ及び閉会の挨拶 宮野廣 (廃炉委委員長)
【問い合わせ先】 日本原子力学会事務局(hairo@aesj.or.jp)