一般社団法人日本原子力学会標準委員会では,以下の標準に関する講習会を開催いたします。
“浅地中ピット処分対象廃棄体の製作要件及び検査方法-ドラム缶形態編-”(AESJ-SC-F027:2022)(2023年7月13日発行)
この標準は,一般社団法人 日本原子力学会が,標準委員会 原子燃料サイクル専門部会LLW廃棄体等製作・管理分科会,同専門部会,同委員会での審議を経て制定したもので,原子力発電所などから発生する低レベル放射性廃棄物のうち,濃縮廃液,雑固体廃棄物などの比較的放射能濃度の低いものを,比較的浅い深度(地表から深さ70 m以内の地下)に設置したコンクリートピットなどの中に埋設処分するため必要となる廃棄体の製作要件及び検査方法を規定した標準です。
低レベル放射性廃棄物の廃棄体などの製作要件及び検査方法を規定した標準については,放射能濃度の極めて低い解体コンクリートなどを対象とした “トレンチ処分対象廃棄物の埋設に向けた取扱い及び検査の方法”(AESJ-SC-F021:2010)を2010年に発行し,その後,2015年に放射化金属などを対象とした“余裕深度処分対象廃棄体の製作要件及び検査方法”(AESJ-SC-F014:2015)を発行しています。その後,国の方針である技術基準の“性能規定化”を受けて廃棄体の技術基準を定めた第二種埋設事業規則及び第二種埋設事業告示が2019年度に“性能規定化”された規則に改正されることを受け,浅地中埋設処分対象廃棄体の製作方法などの仕様を定めていた第二種埋設事業告示が廃止されました。
そのため,廃止された第二種埋設事業告示に替わる廃棄体の製作要件及び検査方法に関する仕様規定が必要となることを受けて,日本原子力学会では,埋設する廃棄体が比較的放射能濃度の低い放射性廃棄物に関する廃棄体の製作要件及び技術基準などに適合していることを事業者が確認(検査)するための方法についても規定するとともに,改定発行された“ピット処分及びトレンチ処分対象廃棄物の放射能濃度決定に関する基本手順”(AESJ-SC-F022:2019)の内容も反映した標準としております。
本講習では,標準策定に携わった方々を中心とした講師陣により,新たに発行した廃棄体の製作要件及び検査方法内容を解説しますので,ぜひ,ご参加ください。
開催日時 |
2023年11月15日(水)10:00 ~12:00 |
会場 |
Webexシステムによる開催 |
参加費 |
[標準を購入する場合(講習会+標準+送料のセット価格),税込み]
・正会員 31,900円(学生会員 26,400円)
・非会員 37,400円(学生非会員 29,150円) |
[標準を購入しない場合(講習会のみ価格),税込み]
・正会員 11,000円(学生会員 5,500円)
・非会員 16,500円(学生非会員 8,250円) |
※標準は郵送させていただきます。 |
プログラム |
別紙1の通りです。(変更の可能性あり) |
申込方法 |
講習会申込フォームよりお申し込みください。
申込み締め切り後に請求書を送付(開催の約1週間前)させていただきます。
また,お振込みにつきましては講習会参加後にお願いします。
※オンデマンド講習会用の録画について
今回のwebexシステムによるライブ講習会のビデオ録画を用いてオンデマンド講習会に利用する場合がございます。講師の講義中を録画することについて同意することでお申込みください。
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申込み締切日 |
2023年10月31日(火)※申し込みは締め切りました |