ご意見の受付
受付期間 : 2008年09月26日 〜 2008年11月25日ご意見の受付は終了しました。
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概要
我が国においては,原子力発電所の運転に伴って発生する放射能レベルの比較的低い低レベル放射性廃棄物は既に輸送が行われておりますが,今後,原子力発電所の解体によって生じる廃棄物や,原子炉の中で使用された制御棒等の中には,輸送法令で厳しい試験条件が課せられているBM型及びBU型輸送容器により埋設施設への輸送を行う必要のある放射能レベルの比較的高い低レベル放射性廃棄物が含まれています。これらの廃棄物の埋設施設への輸送に用いられる輸送容器は,収納物の形状や性状が使用済燃料や高レベル放射性廃棄物と類似していないことから,既に策定済みのAESJ-SC-F006:2006“使用済燃料・混合酸化物新燃料・高レベル放射性廃棄物輸送容器の安全設計及び検査基準:2006”とは別に,日本原子力学会では低レベル放射性廃棄物輸送容器の安全設計及び検査に関する基準を作成することとしました。上述のように,この輸送容器は輸送法令に定められる厳しい試験条件下においても公衆被ばく防止のための安全機能を維持する必要があり,この標準では原子力発電所から発生する低レベル放射性廃棄物を輸送するBM型及びBU型輸送容器の安全設計及び検査に関する基準を規定しています。主な内容は以下のとおりです。適用範囲,引用規格,定義,輸送容器の安全設計(基本的要求事項,密封設計,遮へい設計,除熱設計,構造強度設計),輸送容器及び輸送物の検査(検査を行う段階と検査項目,検査要領),附属書,解説など現在公開しておりません。ご意見はありませんでした。