一般社団法人 日本原子力学会 Atomic Energy Society of Japan

会員専用サイト

原子力発電所の高経年化対策実施基準のご紹介

原子力発電所の高経年化対策実施基準:2008は,日本原子力学会が標準委員会システム安全専門部会(旧発電炉専門部会)PLM分科会,同専門部会,同委員会での審議を経て制定したもので,軽水型原子力発電所の運転・管理を行う事業者が行う高経年化対策の実施方法を規定した標準です。この標準は、平成19年3月に発行された初版である原子力発電所の高経年化対策実施基準:2007を改訂したものです。原子力学会では、本標準および平成20年以降に追加された追補版も合わせてを販売しております。ご購入を検討される方は、下記までお問い合せをお願い申し上げます。 注文・お問合せ先 日本原子力学会標準委員会事務局 TEL:03−3508−1263 E-Mail: sc[at]aesj.or.jp  ←[a]を@に置き換えてください

書籍概要

  1. 原子力発電所の高経年化対策実施基準:2008(AESJ-SC-P005:2008) 高経年化対策の定義を見直し、運転期間に応じた経年劣化事象に対する活動内容を整理し、保全プログラムと連携した実施内容を規定しました。さらに、高経年化技術評価を実施した原子力発電所の知見をもとに、原子力発電所を構成する機器ごとに想定される経年劣化事象を「経年劣化メカニズムまとめ表」として取りまとめ、附属書とするとともに、経年劣化メカニズムまとめ表に基づく経年劣化管理運転初期から実施することを要求事項としました。また、10年ごと、及び運転開始30年以降の高経年化対策について、それぞれ経年劣化事象に対して実施する標準的な評価の手法を規格化し、附属書としました。
  2. 追補1(AESJ-SC-P005:2010) 経年劣化メカニズムまとめ表について、平成19年11月から平成20年10月末までに、原子力安全委員会に報告された5基(福島第一原子力発電所4号機、浜岡原子力発電所2号機、東海第二発電所、大飯発電所1,2号機)の高経年化技術評価報告書の知見を最新知見として反映しました。
  3. 追補2(AESJ-SC-P005:2011) 経年劣化メカニズムまとめ表について、平成20年11月から平成21年10月末までに、原子力安全委員会に報告された2基(福島第一原子力発電所6号機、敦賀原子力発電所1号機)の高経年化技術評価報告書の知見を最新知見として反映しました。
  4. 追補3(AESJ-SC-P005:2012) 経年劣化メカニズムまとめ表について、平成21年11月から平成22年10月末までに、原子力安全委員会に報告された1基(美浜原子力発電所1号機)の高経年化技術評価報告書の知見を最新知見として反映しました。
※バインダーをご希望の方はお申し出ください。 ※本文および追補1の正誤表を更新しました。

附属書一覧

「高経年化対策実施基準:2008」本文には、次の附属書A〜Fがあります。追補の対応する附属書は次のとおりです。
追補1 追補2 追補3
附属書A 規定 経年劣化メカニズムまとめ表にもとづく経年劣化管理(添付資料-1?4) ○ (添付資料-1?4) ○ (添付資料-1?4) ○ (添付資料-3,4)
附属書B 規定 10年ごとの経年劣化管理の実施方法
附属書C 規定 経年劣化事象に対する技術評価の実施方法
附属書D 規定 耐震安全性評価の実施方法
附属書E 参考 経年劣化事象一覧表
附属書F 参考 経年劣化事象の特性に応じた経年劣化管理の考え方

購入パターン

1.『原子力発電所の高経年化対策実施基準』を初めてお買い求めの場合
・2008本体 ・2010(追補1)本体 ・2011(追補2)本体 ・2012(追補3)本体 ・2011(追補2)別冊・BWR ・2012(追補3)別冊・PWR
BWR,PWR 両方を必要とされる方:P005-A12セット 書籍No.3011
BWRを必要とされる方:P005-B12セット 書籍No.3012
PWRを必要とされる方: P005-C12セット 書籍No.3013
2.『原子力発電所の高経年化対策実施基準:2008』をお持ちの場合
・2008本体 ・2010(追補1)本体 ・2011(追補2)本体 ・2012(追補3)本体 ・2011(追補2)別冊・BWR ・2012(追補3)別冊・PWR
BWR,PWR 両方を必要とされる方:P005-D12セット 書籍No.3014
BWRを必要とされる方:P005-F12セット 書籍No.3015
PWRを必要とされる方: P005-G12セット 書籍No.3016
3.『原子力発電所の高経年化対策実施基準:2010追補1』をお持ちの場合
・2008本体 ・2010(追補1)本体 ・2011(追補2)本体 ・2012(追補3)本体 ・2011(追補2)別冊・BWR ・2012(追補3)別冊・PWR
BWR,PWR 両方を必要とされる方:P005-H12セット 書籍No.3017
BWRを必要とされる方:P005-J12セット 書籍No.3018
PWRを必要とされる方: P005-K12セット 書籍No.3019
4.『原子力発電所の高経年化対策実施基準:2011追補2』をお持ちの場合
・2008本体 ・2010(追補1)本体 ・2011(追補2)本体 ・2012(追補3)本体 ・2011(追補2)別冊・BWR ・2012(追補3)別冊・PWR
BWR,PWR 両方を必要とされる方:P005-K12セット 書籍No.3019
BWRを必要とされる方:購入の必要はありません
PWRを必要とされる方: P005-K12セット 書籍No.3019
※販売価格等詳細は,お問い合わせください。 注文・お問合せ先 日本原子力学会標準委員会事務局 TEL:03−3508−1263 E-Mail: sc[at]aesj.or.jp  ←[a]を@に置き換えてください