CPD
CPDとは
- CPDとは、「継続研鑽」(Continuing Professional Development)のことです。この継続研鑽は、特定の限定された目的のために行われる人材育成とは異なる意味を持ちます。
- 原子力分野においては、データ改ざんに係る不祥事、JCO事故、福島第一原子力発電所の事故等を多くのことを経験してきました。
- これらの反省から、安全を確保し、信頼を得ていくためには、原子力に携わる技術者、研究者が、常に最新の技術情報等について、知識、見識、能力を高め、さらには、人格の向上に取り組むことが必要でと考えられます。
- 教育委員会では、基本的にはゴールがないこの継続研鑽の取り組みを推進しています。
教育委員会のCPD登録制度
教育委員会では、太陽政策的CPD登録と称する「CPD登録」を実施しております。
講演、シンポジウム、セミナーなど、継続研鑽の観点から主催者(各部会、委員会等)より提案のあったプログラムについて、講師、受講者など、参加された学会員のうち、登録を希望される方に対し、
実施証明書、登録実績(リスト)を電子メールにより送付しております。なお、各プログラムが登録対象として提案されているかどうかについては、主催者へお問合せください。
この実施証明書等は、登録された方の継続研鑽への取り組みの証であり、上司や周囲へのアピールやその後、継続研鑽の計画の際にお役立ていただければと考えております。
イベント主催者のみなさまへ
継続研鑽の主旨をご理解いただき、CPD登録への協力をお願いいたします。
CPD登録までの流れは以下の通りとなります。
① 継続研鑽としてふさわしいと考えられるプログラムについて、所定の様式に必要な情報を記入し、教育委員会担当まで送付ください。登録はいつでも受け付けております。
CPDプログラム情報DB書式② 受講者、講演者へCPD登録の希望の有無をご確認ください。登録には会員番号とメールアドレスが必要となりますので、登録を希望される方から必要な情報を提供いただき、所定の様式に記入して、教育委員会担当まで送付ください。
CPD実施者DB書式提出先・問合せ先 yoshinaka.kazuyuki[a]jaea.go.jp([a]は@に変更してください)
③ 希望者の手元にメールで、実施証明書、登録実績が届きます。なお、登録手続きの都合上、時間がかかる場合がございます。ご了承ください。
④ データは学会事務局に登録保管されます。
資料集
・ 日本原子力学会 教育委員会の進めるCPD(継続研鑽)登録制度の現状と課題(2018春)
・ 福一事故後の継続研鑚としての技術士資格の意義(2016春)
・ 日本原子力学会における CPDへの取り組み(2015秋)
・ 日本原子力学会教育委員会の活動とCPD再生への取り組み(2015年CPD協議会シンポジウム)
・ 日本原子力学会の教育への取組み(技術者教育を中心に)(2019年CPD協議会シンポジウム)