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登録情報
- 発行年 : 2001
- 版型頁数 : A4/197
- 重量(g) : 700
- 編 : 「原子炉炉心計算法の高度化」研究専門委員会
- ISBN :
登録情報
- 発行年 : 2001
- 版型頁数 : A4/197
- 重量(g) : 700
- 編 : 「原子炉炉心計算法の高度化」研究専門委員会
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内容紹介
原子炉炉心各熱計算は、この10年で目座正志い発展を遂げ、設計計算法としてもその成果の一部が取り入れられているが、軽水炉、高速炉、ガス炉の設計では必ずしも最新の高度計算法が用いられているとは限らず、さらに炉心間での統一は図られていない。また、最近は、炉心形状および断面積の共鳴までを正確に取り入れるため、モンテカルロ法がしばしば利用されているが、燃焼計算への適用、ピンパワー予測に対しては問題点も残されている。「モンテカルロ法のどのような点を解決すればよいか」、「モンテカルロコードをブラックボックスとして用い、炉物理を知らない技術者が増えないか」、「設計計算および解析に従来から用いられてきた決定論的手法は、今度どのように利用されるべきか」を議論し、原子炉物理の将来の開発項目を考えることは、重要なことである。また、最近の計算機、特にワークステーションを用いての並列計算およびベクトル演算の現状、および今後の動向についても議論し、計算機環境の発展により計算法がどのように進歩するかについて検討する。計算機利用の現状と将来、原子炉炉心計算法の現状と高度化、将来型原子炉の炉心特性と解析について報告し、これらの報告をもとに炉物理の今後の展望について述べる。(まえがきより)